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ふりがな文庫
“
長老
(
おとな
)” の例文
この
御館
(
みたち
)
も、古いおところだけに、心得のある
長老
(
おとな
)
の一人や、二人は、難波へも下らずに、留守に居るので御座りましょう。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
今から、
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
へ
馳
(
か
)
けつけて、彩色を持って
還
(
かえ
)
れ、と命ぜられたのは、女の中に、唯一人残って居た
長老
(
おとな
)
である。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
今から、横佩墻内へ馳けつけて、彩色を持つて還れと、命ぜられたのは、女の中に唯一人残つた
長老
(
おとな
)
である。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
身狭乳母
(
むさのおも
)
の思ひやりから、男たちの多くは、唯さへ小人数な奈良の
御館
(
みたち
)
の番に行けと言つて還され、
長老
(
おとな
)
一人の外は、唯
雑用
(
ざふよう
)
をする童と
奴隷
(
やつこ
)
位しか残らなかつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
身狭乳母
(
むさのちおも
)
の思いやりから、男たちの多くは、唯さえ小人数な奈良の
御館
(
みたち
)
の番に行け、と言って
還
(
かえ
)
され、
長老
(
おとな
)
一人の外は、唯
雑用
(
ぞうよう
)
をする童と、
奴隷
(
やっこ
)
位しか残らなかった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
騒ぎにつけこんで、悪い
霊
(
たま
)
が、うよ/\とつめかけて来るもので御座ります。この
御館
(
みたち
)
も、古いおところだけに、心得のある
長老
(
おとな
)
の、一人や、二人は筑紫へ下らずに残つて居るので御座りませう。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“長老”の意味
《名詞》
長老(ちょうろう)
年齢と経験を重ねた者に対する敬称。
仏教寺院で年を重ねた高僧。また、寺院の住職。
キリスト教における聖職の階級の一つ。
(出典:Wiktionary)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
“長老”で始まる語句
長老職
長老教会派