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長羅
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ながら
ふりがな文庫
“
長羅
(
ながら
)” の例文
奴国
(
なこく
)
の宮では、
長羅
(
ながら
)
は
卑弥呼
(
ひみこ
)
を失って以来、一つの部屋に横たわったまま起きなかった。彼は彼女を探索に出かけた
兵士
(
つわもの
)
たちの帰りを待った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
偵察兵の帰りを待つ
長羅
(
ながら
)
の顔は、興奮と熱意のために、再び以前のように
男々
(
おお
)
しく
逞
(
たくま
)
しく輝き出した。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
奴国
(
なこく
)
の宮の鹿と馬とはだんだんと
肥
(
こ
)
えて来た。しかし、
長羅
(
ながら
)
の頬は日々に落ち込んだ。彼は夜が明けると、
櫓
(
やぐら
)
の上へ昇って
不弥
(
うみ
)
の国の山を見た。夜が昇ると
頭首
(
こうべ
)
を垂れた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“長羅”で始まる語句
長羅宇