鏡王女かがみのおおきみ)” の例文
この歌の次に、鏡王女かがみのおおきみの作った、「風をだに恋ふるはともし風をだに来むとし待たば何か歎かむ」(巻四・四八九)という歌が載っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
 (鏡王女かがみのおおきみ
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
鏡王女かがみのおおきみの歌である。鏡王女は鏡王かがみのおおきみむすめ額田王ぬかだのおおきみの御姉に当り、はじめ天智天皇の御寵おんちょうを受け、後藤原鎌足ふじわらのかまたりの正妻となった。此処ここ神奈備かむなび竜田たつたの神奈備で飛鳥あすかの神奈備ではない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
天智天皇が鏡王女かがみのおおきみに賜わった御製歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)