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鏝塗
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こてぬ
ふりがな文庫
“
鏝塗
(
こてぬ
)” の例文
擬勢は示すが、川柳に曰く、
鏝塗
(
こてぬ
)
りの形に動く雲の峰で、蝋燭の影に
蟠
(
わだかま
)
る魔物の目から、
身体
(
からだ
)
を遮りたそうに、下塗の本体、しきりに手を振る。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寒空に
袷
(
あはせ
)
一枚で乳母車を露店にして黄塵を浴びながら大福餅を燒いて客を待つ脊髓の
跼
(
かゞま
)
つた婆さんを、皺だらけの顏を
鏝塗
(
こてぬ
)
りに
艶裝
(
めか
)
しこんで、船頭や、車引や
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
鏝
漢検1級
部首:⾦
19画
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“鏝”で始まる語句
鏝
鏝手
鏝板