銀蜻蛉ぎんやんま)” の例文
今日は、往来へ出て見ましても、あたりに友達の影が見えないので、ひとりで独楽を持ったまま、友達欲しそうに歩いていますと、頭の上には銀蜻蛉ぎんやんまが飛んでいます。
百合の花 (新字新仮名) / 小川未明(著)