“金銅観音”の読み方と例文
読み方割合
こんどうかんのん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室の中央には法隆寺の小さい金銅観音こんどうかんのんが、奇妙な微笑を口元に浮かべつつ、台上のところどころにたたずんでいる。岡寺の観音は半跏はんかの膝に肱をついて、夢みるごとき、和やかな瞑想にふける。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)