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金子屋
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かねこや
ふりがな文庫
“
金子屋
(
かねこや
)” の例文
ぷーんと
藍
(
あい
)
の香のたかい
袷
(
あわせ
)
の
仕
(
し
)
つけ糸を抜いたばかりなのを着込んで、今日も、灯ともし頃から、わざと人目離れた場末の
新石場
(
しんいしば
)
の
金子屋
(
かねこや
)
へ出かけてゆくと
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
物干竿にかけた一枚の
衣服
(
きもの
)
が風にひるがえり、其の傍の井戸端には
盥
(
たらい
)
があって、それにはどろどろになった女物の衣服が浸けてあったが、それは
金子屋
(
かねこや
)
と云う質屋の手代の
庄七
(
しょうしち
)
が
南北の東海道四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“金子”で始まる語句
金子
金子堅太郎
金子元臣
金子紫草
金子重輔
金子御用達