野菜物せんざいもの)” の例文
すると、此処から村までは彼是かれこれ四五丁程もある土手下で、花や野菜物せんざいものかついで来たり、肥桶こいおけなぞをおろして百姓衆の休所やすみどこ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
此処は花売や野菜物せんざいものを売る者が来て休む処で、なんでもポカ/\はけるが、おいお前留守居をしながら商売あきねえして居てくれゝば己も安心して家をお前に預けてあけるが、何も盗まれる物はねえが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)