“野菜店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やおや50.0%
ヴェジタブルショップ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊江は白い小さな歯をした青年の口元を浮べたところで、己の足がもう野菜店やおやの店の中へ入っているので、驚いて三個の褐腐こんにゃくを買って、それを手巾ハンカチくるんで出た。
女の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
菊江は雑貨店あらものやのつぎの野菜店やおやへ入ろうとして、ふと見ると、その野菜店の正面になった左側のカフェーの下にも二階にも客が数多たくさんある容子ようすで、何か口ぐちに云うのにまじって女の声もしていた。
女の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
旧道に出て、洋服屋や、野菜店ヴェジタブルショップや、家具店などの小さな街を歩きながら子爵は
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)