“重而”の読み方と例文
読み方割合
かさねて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
来年御参覲之時分程御座有間敷じぶんもほどござあるまじく候へ共老々殊相煩申候故、重而かさねて可懸御目儀、於我等者われらにおいては不定之事候、致存命。重而今一度懸御目度存計候。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兵法などをしへ如あるなき儀ニ御座候間、御見知り被成候て、以来、被掛御目おめかけられ候ハヾ、可忝候、猶重而かさねて可得御意候、恐惶謹言(原文のまま、句点)
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)