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重瞳
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ちょうどう
ふりがな文庫
“
重瞳
(
ちょうどう
)” の例文
あたかも可し、さる必用を要する渠が
眼
(
まなこ
)
は、世に有数の異相と称せらるる
重瞳
(
ちょうどう
)
である。ただし一双ともにそうではない、左一つ
瞳
(
ひとみ
)
が
重
(
かさな
)
っている。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
貴様が
予
(
か
)
ねて聞いた伊達藤次郎か、おぬしが予ねて聞いた木下藤吉か、と互に面を見合せて
重瞳
(
ちょうどう
)
と隻眼と相射った時、ウム、面白そうな奴、話せそうな奴、と相愛したことは疑無い。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「うむ、」といって、
重瞳
(
ちょうどう
)
異相の悪少は眠くないその左の目を
擦
(
こす
)
った。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“重瞳”の解説
重瞳(ちょうどう)とは、一つの眼球に二つの瞳孔がある眼の症例。
(出典:Wikipedia)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
瞳
常用漢字
中学
部首:⽬
17画
“重瞳”で始まる語句
重瞳子