“酵母”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぼ42.9%
もと42.9%
かうぼ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわちこの最も貴重なる酵母こうぼは、清き処女の口の中からしか求め出されぬように見ていたのである。是と同じ例はまたタヒチその他の南太平洋の島にもある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
粉に酵母もとを交ぜて捏ねることを女中のルケリアに教へてゐると、そこへ六つになる孫娘のコリヤが穴の開いた所へ填め足しをした毛糸の靴足袋を、曲つた脛に穿いて、胸に前垂を掛けて
ほんたうにそんな酵母かうぼのふうの
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)