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酒呑
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さけのみ
ふりがな文庫
“
酒呑
(
さけのみ
)” の例文
酒呑
(
さけのみ
)
が酒を解する如く、筆を
執
(
と
)
る人が万年筆を解しなければ済まない時期が来るのはもう遠い事ではなかろうと思う。
余と万年筆
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分で運転しようと思って、柵の針金にぶつかったのさ。家の運転手は、
酒呑
(
さけのみ
)
で仕方のないやつだから暇を
秘められたる挿話
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
が、
酒呑
(
さけのみ
)
根性
(
こんじょう
)
で、今一盃と云わぬばかりに、猪口の底に少しばかり残っていた酒を一息に吸い乾してすぐとその猪口を細君の前に
突
(
つ
)
き出した。その手はなんとなく
危
(
あやう
)
げであった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
“酒呑”で始まる語句
酒呑童子
酒呑台
酒呑童子君