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郁芳門
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いくほうもん
ふりがな文庫
“
郁芳門
(
いくほうもん
)” の例文
十七歳の少年北畠
顕家
(
あきいえ
)
は、
緋
(
ひ
)
ぶさ飾りの月毛に乗って、御所の
郁芳門
(
いくほうもん
)
から奥羽の鎮守に赴任して行った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むむ、雑訴決断所なら
郁芳門
(
いくほうもん
)
のそばではないか。あそこへ行ってみよう。あそこの
外記
(
げき
)
か
蔵人
(
くろうど
)
でもつかまえて、論功ノ
表
(
ひょう
)
を
内見
(
ないけん
)
させろといったら、見せぬとも
拒
(
こば
)
めまい。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もちろん、この列は、いちど御所の
郁芳門
(
いくほうもん
)
へ立ち寄り、
成良
(
しげなが
)
親王のお
輿
(
こし
)
を奉じて、それから立ったことなので、何かと手間どり、じっさいに都を出たのは、
午
(
ひる
)
ごろになっていた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“郁芳門”の解説
郁芳門(いくほうもん)は、平安京大内裏の外郭十二門のひとつである。左衛門府が警固を担当した。
(出典:Wikipedia)
郁
漢検準1級
部首:⾢
9画
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“郁芳”で始まる語句
郁芳