邪惡じやあく)” の例文
新字:邪悪
けはしくなつてゐるか見ようと、主人の顏を見つめるのが常であつたが、この頃のやうにいつも變らず曇りなく、また邪惡じやあくな感情のなかつたときがあつたことは、思ひ出せなかつた。