邇言じげん)” の例文
○読書は勉強さえすれば書中おのずから妙味有り、必ずしも言わざるなり。『下学かがく邇言じげん』御読みされ候由また妙。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
農夫野人樵人漁夫婦女小児ノ言考証ニ供スベキモノ甚ダ多シ則チ名ヲ呼ビ功用ヲ称シ能毒ヲ弁ズルガ如キ皆其言フ所ヲ記シ収ムベシ他日其功ヲ見ズンバアラザルナリ故ニ邇言じげん取ルニ足ラズト云ガ如キニ至テハ我ノ大ニ快シトセザル所ナリ
舜は邇言じげんを察したとか。