遠侍とおさぶらい)” の例文
それから十日ほどたったある日のこと、伝九郎が城へ上がって遠侍とおさぶらいの前を通りかかると、不意に横合いから一人の武士が出てきて、どしんと突き当たった。
だんまり伝九 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)