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過書舟
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かしょぶね
ふりがな文庫
“
過書舟
(
かしょぶね
)” の例文
不意にすぐ近くの闇の中で、こう呼ぶ者の声が水へ響いて行ったので、弦之丞は
陸
(
おか
)
へ引き揚げられてあった
過書舟
(
かしょぶね
)
の底へ身を
退
(
ひ
)
いて、その陰から様子をうかがっていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それだけでは困る……ウム、して、あの
過書舟
(
かしょぶね
)
は、どこで手に入れてまいったな」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苫
(
とま
)
をかぶった
過書舟
(
かしょぶね
)
は、気永に、猫間川の
淵
(
ふち
)
を
上
(
のぼ
)
って行った。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“過書”で始まる語句
過書町
過書船