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連署
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れんしょ
ふりがな文庫
“
連署
(
れんしょ
)” の例文
四名
連署
(
れんしょ
)
の誓紙に名をつらね、後——家中同座の御酒席から、
隙
(
すき
)
を見て、ひとり密かに走り帰って来たような次第です。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
全校
連署
(
れんしょ
)
のうえ県庁へ留任を哀願しようというのである。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
道誉の分別にしたがって、
連署
(
れんしょ
)
の北条茂時も、彼と並んで、そっと、遠くに坐っていることにした。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒田家の臣、
母里太兵衛
(
もりたへえ
)
、栗山善助、井上九郎の三名が
連署
(
れんしょ
)
の書面だったのである。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
十五代の
執権代
(
しっけんだい
)
、十二代の
連署
(
れんしょ
)
など、
補佐
(
ほさ
)
の重職を歴任してきた彼だった。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
と、宮は弟宮と
連署
(
れんしょ
)
の一
札
(
さつ
)
に、忠円の密書をも、併せて
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“連署”の意味
《名詞》
同一の書面に二人以上の者が連名で署名すること。
鎌倉幕府に置かれた職名の一つ。
(出典:Wiktionary)
“連署”の解説
連署(れんしょ)は、鎌倉幕府の役職。執権の補佐役であり執権に次ぐ重職で、実質上の「副執権」である。幕府の公文書に執権と連名で署名したためにこの名がある。執権複数制とも称される。
(出典:Wikipedia)
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
署
常用漢字
小6
部首:⽹
13画
“連署”で始まる語句
連署殿