“造酒之助”の読み方と例文
読み方割合
みきのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵の眼力に狂いはなく、少年の武芸学問は衆を超えて進み、後、宮本造酒之助みきのすけと名乗って姫路の城主本多中務大輔なかつかさだゆうに仕官し、重く用いられるに至った。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けんもつ忠善ただよしの次子であり、長子の造酒之助みきのすけが早世したため世継ぎとなった、二年まえ十五歳のときこの岡崎へも来て、かれらはみなめみえの杯を賜わった組である。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)