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逍遙
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そぞろあるき
ふりがな文庫
“
逍遙
(
そぞろあるき
)” の例文
万事に甘い乳母を相手の
生活
(
くらし
)
は千代子に自由の時を与えたので、二人夕ぐれの
逍遙
(
そぞろあるき
)
など、深き
悲痛
(
かなしみ
)
を包んだ私にとってはこの上なく恨めしいことであった。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
この露月の、萎れ屈している
逍遙
(
そぞろあるき
)
に、
満更
(
まんざら
)
理由のないわけでもありませぬ。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
そこらあたりを
逍遙
(
そぞろあるき
)
しておって、何の気なしに、ふと己の居間のほうを見ると、壮い
姝
(
きれい
)
な
女子
(
おなご
)
がいて、寝床の蚊帳を釣っておる、其の
繊細
(
きゃしゃ
)
な白い手が、行灯の光に浮彫のようになって見えると
人面瘡物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
逍
漢検1級
部首:⾡
11画
遙
部首:⾡
14画
“逍遙”で始まる語句
逍遙軒
逍遙遊
逍遙人
逍遙城
逍遙場
逍遙子
逍遙馬車