近江八幡おうみはちまん)” の例文
一日あの近江八幡おうみはちまんの、とある小さな古道具屋のうす暗い棚の隅に、ちりにまみれながら、この壺の下部が燦然さんぜんとして私の眼を射た瞬間を忘れることができない。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)