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迂路
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まはりみち
ふりがな文庫
“
迂路
(
まはりみち
)” の例文
その癖わざとしたと云つても好いやうな不注意から、余計な
迂路
(
まはりみち
)
をしたり、好く知つてゐる町で、ちよいと道に迷つたりして、自分の小部屋に帰つた時は、もう
夜
(
よ
)
に入つてゐた。
駆落
(新字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
私は
徐
(
しづ
)
かに足を運んだ。別に行き逢ふ人もないのに、殊更
迂路
(
まはりみち
)
をして、白い野薔薇のところ/″\咲いてゐる
小径
(
こみち
)
を
択
(
よ
)
つて歩いた。『別に急ぐことはない。急いだつて同じことだ』
愛は、力は土より
(新字旧仮名)
/
中沢臨川
(著)
迂路
(
まはりみち
)
とばかりが続いてゐる。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“迂路”の意味
《名詞》
遠回りとなる道。回り道。
(出典:Wiktionary)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“迂路”で始まる語句
迂路々々
迂路付
迂路鼠