辺土ヘヅ)” の例文
首里朝時代には、すで水は、国頭の極北辺土ヘヅの泉まで汲みに行つた。其が、村の中のきまつた井にも行くやうになり、一段変じて家々の水ですます事にもなつた。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)