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轎舁
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かごか
ふりがな文庫
“
轎舁
(
かごか
)” の例文
「長居していると、麓に待たせておいた
轎舁
(
かごか
)
きが、ひょっと登って来るかもしれない。オオ女の櫛、
簪
(
かんざし
)
も路銀の足し、そいつも拾って」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
印度において旅客運搬を業としているのは、土人の
轎舁
(
かごか
)
きであるが、彼らは我国の雲助にも劣った、真に裸一貫の輩であるから、民事責任を負うて賠償するなどという事は、到底出来ない相談である。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
「麓で
轎舁
(
かごか
)
きたちも飲んでいた。じつあそれを見てから、急に
喉
(
のど
)
がグビついていたところでさ。一杯いただきましょうか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矮虎
(
わいこ
)
の手下にきいてみると、あれから
女轎
(
おんなかご
)
の供の兵隊七、八人を追っ払い、女の身は
轎舁
(
かごか
)
きぐるみ、矮虎が自分の住居へ連れ込んでしまったきりだという。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
轎
漢検1級
部首:⾞
19画
舁
漢検1級
部首:⾅
9画
“轎”で始まる語句
轎
轎夫
轎丁
轎中
轎前
轎屋
轎扉
轎車