“輿造”の読み方と例文
読み方割合
こしづく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして燕順以下は、第三隊となって山を離れ、さいごの者が山寨さんさいに火をかけて立ち去った。車輛のうちの六、七輛は、輿造こしづくりの式で四方布よもぬのを垂れ、内には女たちの姿がちらちら見える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)