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輾転
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ねがえり
ふりがな文庫
“
輾転
(
ねがえり
)” の例文
旧字:
輾轉
寝付が悪いというお久が今夜は
熟
(
よく
)
睡
(
ねむ
)
って、寝坊だと笑われている自分が今夜は
何
(
ど
)
うして睡られそうもないので、お菊は幾たびか
輾転
(
ねがえり
)
した。
黄八丈の小袖
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その途端に、隣に寝ていたお久が不意に
此方
(
こっち
)
へ向いて
輾転
(
ねがえり
)
を打った。お菊は
吃驚
(
びっくり
)
して見かえると、それを相図のようにお熊は
窃
(
そっ
)
と起った。どこかで
既
(
も
)
う一番鶏の歌う声が聞えた。
黄八丈の小袖
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“輾転”の意味
《名詞》
巡ること。
転がること。
寝返りをうつこと。
(出典:Wiktionary)
輾
漢検1級
部首:⾞
17画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
“輾転”で始まる語句
輾転反側