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軒行燈
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のきあんどう
ふりがな文庫
“
軒行燈
(
のきあんどう
)” の例文
新字:
軒行灯
このあいだから男の身を案じ暮らしていたお園は、薄暗い
軒行燈
(
のきあんどう
)
の下にしょんぼりと立っている六三郎の寂しい影を見た時に、涙がまず突っ掛けるようにこぼれて来た。
心中浪華の春雨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
おおおお、三人が手を
曳
(
ひき
)
ッこで
歩行
(
ある
)
いて
行
(
ゆ
)
きます……仲の町も人通りが少いなあ、どうじゃろう、景気の悪い。ちらりほらりで
軒行燈
(
のきあんどう
)
に影が映る、——
海老屋
(
えびや
)
の表は
真暗
(
まっくら
)
だ。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
軒
常用漢字
中学
部首:⾞
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
燈
部首:⽕
16画
“軒行”で始まる語句
軒行灯