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路考
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ろこう
ふりがな文庫
“
路考
(
ろこう
)” の例文
「ねえ、花世さん、
路考
(
ろこう
)
の門弟の
路之助
(
ろのすけ
)
が、また新作のはやりうたを舞台でうたっているが、
三絃
(
さみせん
)
に
妙手
(
て
)
があるのか、いつみても妙だぜ」
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その何番目かの娘のおらいというは神楽坂
路考
(
ろこう
)
といわれた評判の美人であって、
妙齢
(
としごろ
)
になって御殿奉公から下がると降るほどの縁談が申込まれた。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
「見違えちまッた——今日は馬鹿に綺麗にお化粧して、それに、素晴らしいおめかしじゃありませんか。それじゃまるで、瀬川
路考
(
ろこう
)
大家のお嬢様のようですよ。そこで、どちらへ?」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……ひッ、けだものどもめ、なんとも
胆
(
きも
)
がつぶれたか。……これ六平や、そなたは
路考
(
ろこう
)
に生写し、
好
(
す
)
いたらしいの総浚い。陸尺などにはもったいない。
顎十郎捕物帳:21 かごやの客
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
考
常用漢字
小2
部首:⽼
6画
“路考”で始まる語句
路考茶
路考髷