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起立
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たちあが
ふりがな文庫
“
起立
(
たちあが
)” の例文
学士がそのコップの中へ鳥か鼠を入れると直ぐに死ぬという話をすると、それを聞いた生徒の一人がすっくと
起立
(
たちあが
)
った。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お鶴は編み下げた髪のリボンを直して、短い着物の
皺
(
しわ
)
を延しながら
起立
(
たちあが
)
った。姉や
従姉妹
(
いとこ
)
が歌う種々な唱歌につれて、この娘は部屋の内を踊って遊んだ。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「では失礼します。君も
御多忙
(
おいそがしい
)
でしょうから」原は帽子を執って
起立
(
たちあが
)
った。「いずれ——明日——」
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と先生はあわただしく
起立
(
たちあが
)
って、窓から外の方の市街を見た。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お種は針仕事を
一切
(
ひときり
)
にして、前掛を払いながら
起立
(
たちあが
)
った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“起立”の意味
《名詞》
起 立(きりつ、古:きりゅう)
立ち上がること。
(context、dated)寺社を建立、造営すること。その由来や起源。
(context、dated)都市などを建設すること。
(出典:Wiktionary)
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“起立”で始まる語句
起立工商