“贍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
ゆたか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今や民の産を制して、仰いでは以て父母に事うまつるに足らず、俯しては以て妻子を畜うに足らず、楽歳には終身苦しみ、凶年には死亡を免れず、これただ死を救うてらざらんを恐る。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
いかなる事を書けるにかと、心せはしく讀みもて行くに、先づ空想のゆたかにして、章句の美しかりしをたゝへ、恐らくは是れパンジエツチイの流をめるものにて、摸倣の稍〻甚しきを嫌ふと斷ぜり。