賊飯ぞくはん)” の例文
とはいえ宋江は、いつまで賊飯ぞくはんにもてなされて遊んでいる心はない。それに清風鎮せいふうちんの長官花栄かえいを訪ねてゆく途中でもあること。心ならずもつい七、八日をいてしまったというにとどまる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)