“豚脂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ラード33.3%
ぶたあぶら33.3%
ベーコン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それから豚脂は買って頂けませんかね?」と女主人は、その後を追いながら言った。
豚脂をふんだんに使って、ぎとぎとし過ぎていたけれども、空腹には案外うまかった。二十年前は物資が乏しく、こんな店もなかったし、鰹節も干してなかった。貧寒な漁村であった。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
刻んだ豚脂の入つた鉢と燻豚とを引き寄せると、百姓が乾草を掻きよせる熊手とあまり大きさの違はないやうな肉叉をとりあげて、それでもつて一番重たさうな一とを突き刺した。