豆漿とうしやう)” の例文
半里下山して軽沢の駅にいたる。蕎麦店に入りて喫するに其清奇いふべからず。しかれども豆漿とうしやう渋苦惜むべし。一里五丁沓掛駅。浅間岳を間近く望む。此とき巓に雲掩翳えんえいして烟見えず。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)