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諸肌脱
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もろはだぬ
ふりがな文庫
“
諸肌脱
(
もろはだぬ
)” の例文
ブツブツ言いながら、先生はついに
諸肌脱
(
もろはだぬ
)
ぎになって、向う鉢巻をはじめました。その
打扮
(
いでたち
)
でまた片っぱしから療治や差図にかかって、大汗を流しながら
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それから力持、相撲のように太った女、
諸肌脱
(
もろはだぬ
)
ぎで
和藤内
(
わとうない
)
のような風をしているその女の腹の上へ
臼
(
うす
)
を載せて、その上で餅を
搗
(
つ
)
いたり、その臼をまた手玉に取ったりする。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
とんぼ口から飛び出したのは、一人の子供……身の丈は四尺ぐらい、
諸肌脱
(
もろはだぬ
)
ぎで、手に一本の
竿
(
さお
)
を持って、ひょいと飛び出したところを見れば、誰も子供が出たと思います。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
諸肌脱
(
もろはだぬ
)
ぎで壺振りをやっていたのが、まずムキになって駒井に食ってかかりました。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鉄砲玉のように飛びこんで来た一人の小男、
諸肌脱
(
もろはだぬ
)
ぎで竹の竿に五色の網。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“諸肌”で始まる語句
諸肌