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諸処
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しょしょ
ふりがな文庫
“
諸処
(
しょしょ
)” の例文
ところがその頃のヨーロッパにはペスト病が激しく流行し、
諸処
(
しょしょ
)
を襲っては恐ろしく多数の死者を出すという有様であったのです。
ニュートン
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
一つ例をあげるとオケジャまたはウケジャというもの、全国
諸処
(
しょしょ
)
にあるが、名まえだけは同じで、物は少しずつちがっている。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
市中
(
しちゅう
)
を散歩しつつこの年代の東京絵図を開き見れば
諸処
(
しょしょ
)
の
重立
(
おもだ
)
った大名屋敷は大抵海陸軍の御用地となっている。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
で、浜松のお
城
(
しろ
)
でも、万千代さまのおのぞみぞと、その
後
(
ご
)
、
諸処
(
しょしょ
)
ほうぼうへ
足軽
(
あしがる
)
をかけらせ、鷲のゆくえをさがさせておりましたが、トンとすがたが見つかりません。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
諸処
(
しょしょ
)
で有名な学者たちに面接したり、またいろいろの珍しい事がらを見聞したりして、大いに彼の知識をひろめるに役立ったのにちがいないのでした。
マイケル・ファラデイ
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
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諸処
(
しょしょ
)
を航海してジヤヴァに赴きましたところが、それは熱帯の暑い地方なので、船員の病気にかかるものが多く、その診察に忙しく立ちはたらいているうちに
ヘルムホルツ
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
ダーウィンにとっては
諸処
(
しょしょ
)
でめずらしい動物や植物を見るのがこの上もない楽しみであったので、それらが後に生物進化の考えをまとめるのに大いに役立ったのでした。
チャールズ・ダーウィン
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“諸処”で始まる語句
諸処方々