“諸処”の読み方と例文
読み方割合
しょしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがその頃のヨーロッパにはペスト病が激しく流行し、諸処しょしょを襲っては恐ろしく多数の死者を出すという有様であったのです。
ニュートン (新字新仮名) / 石原純(著)
一つ例をあげるとオケジャまたはウケジャというもの、全国諸処しょしょにあるが、名まえだけは同じで、物は少しずつちがっている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
市中しちゅうを散歩しつつこの年代の東京絵図を開き見れば諸処しょしょ重立おもだった大名屋敷は大抵海陸軍の御用地となっている。