談緒だんちょ)” の例文
身にしみてける浪子は、答うるまでもなくただ涙の顔を上げつ。幾が新たにくめる茶をすすりて、老婦人は再び談緒だんちょをつぎぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)