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詳敷
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くわし
ふりがな文庫
“
詳敷
(
くわし
)” の例文
私は「さては、
早速
(
さっそく
)
入用
(
いりよう
)
があると見えるね」などとからかいながら、お
喋
(
しゃべ
)
りにも、その
詳敷
(
くわし
)
い方法を説明したのである。
毒草
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「イヤ、僕も多少は知っているさ。あれは先ず、近来の珍事だったからな。世間はあの噂で持切っている。が、多分君程
詳敷
(
くわし
)
くはないんだ。少し話さないか」
一枚の切符
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ところが、私は今、それを先生のお口から私の妻に
詳敷
(
くわし
)
く御伝えが願い度いと思っているのです。どんな悪人でも、死期が近づくと善人に帰るのかも知れません。
双生児:――ある死刑囚が教誨師にうちあけた話――
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
詳
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“詳”で始まる語句
詳
詳細
詳密
詳報
詳説
詳記
詳悉
詳究
詳細事
詳々