“角廊下”の読み方と例文
読み方割合
すみろうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
登子とうこかと思えば、抱いていたのは、藤夜叉の体だった。——高氏は、角廊下すみろうかまで来て、吊り燈籠の明りに、死に絶えているかのような藤夜叉の顔をしげしげ見つめた。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)