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見当
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あたり
ふりがな文庫
“
見当
(
あたり
)” の例文
旧字:
見當
停車場側
(
ていしやぢやうわき
)
に立つて車を待つ間、夫人はお鶴の前に近く居ながら、病院のあるといふ場処を
大凡
(
おほよそ
)
の想像で
見当
(
あたり
)
を附けて見た。二筋の細い道が左右にあつた。
灯火
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
家を護る土公神はというと、春は竈、夏は門、秋は
井
(
いど
)
、冬は庭にありというから、夏から秋口へ向うこのごろのこと、まず門と井戸とに
見当
(
あたり
)
をつけておきたい。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「親分、
見当
(
あたり
)
は?」
釘抜藤吉捕物覚書:03 三つの足跡
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“見当”の意味
《名詞》
まだ確かめられていない事柄について、推測をすること。みこみ。めぼし。
おおよその方角。
おおよその位置。
版画や印刷で、刷る位置を示す目印。
(出典:Wiktionary)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“見当”で始まる語句
見当違
見当摺