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襞々
ふりがな文庫
“襞々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひだひだ
75.0%
だんだら
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだひだ
(逆引き)
肉体の疲労はまだ君のこころの
襞々
(
ひだひだ
)
に潜んでゐて、時たまああした言葉をささやくのではないのか。
母たち
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
事件と人間との実に思ひがけない組合せをその
襞々
(
ひだひだ
)
に畳んでゐて、さすがのこの未来過多症も、最初のうちは満足を自覚するいとまもないほど、ひたすら送迎に忙殺されてゐた。
灰色の眼の女
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
襞々(ひだひだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
だんだら
(逆引き)
その黄色い皮膚、薄汚い
襞々
(
だんだら
)
は、まるで因果絵についた、折れ目のように薄気味悪く、フローラは全身の分泌物を絞り抜かれたような思いだった。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
襞々(だんだら)の例文をもっと
(1作品)
見る
襞
漢検1級
部首:⾐
19画
々
3画
“襞”で始まる語句
襞
襞襀
襞飾
襞襟
襞付
襞取
襞打
襞折
襞状
襞目
“襞々”のふりがなが多い著者
神西清
小栗虫太郎