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襞々
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ひだひだ
ふりがな文庫
“
襞々
(
ひだひだ
)” の例文
肉体の疲労はまだ君のこころの
襞々
(
ひだひだ
)
に潜んでゐて、時たまああした言葉をささやくのではないのか。
母たち
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
事件と人間との実に思ひがけない組合せをその
襞々
(
ひだひだ
)
に畳んでゐて、さすがのこの未来過多症も、最初のうちは満足を自覚するいとまもないほど、ひたすら送迎に忙殺されてゐた。
灰色の眼の女
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
父がヴェル・ヴェロネーズをその
襞々
(
ひだひだ
)
に塗り畳んで行つたあの波の秘密を。
恢復期
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
襞
漢検1級
部首:⾐
19画
々
3画
“襞”で始まる語句
襞
襞襀
襞飾
襞襟
襞付
襞取
襞打
襞折
襞状
襞目