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裏宿
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うらじゅく
ふりがな文庫
“
裏宿
(
うらじゅく
)” の例文
それを
青梅
(
おうめ
)
の
裏宿
(
うらじゅく
)
まで追い込んで、そこで姿を見失ってしまったが、どうもこの沢井あたりへ逃げ込んだにちげえねえということで、今日のお
正午
(
ひる
)
ごろ
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
とその足を二三度踏み慣らしてみて、それからかきけすように姿をかくしたのは、
裏宿
(
うらじゅく
)
の七兵衛であります。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そこへ入り込んで、どっかと
胡坐
(
あぐら
)
をかいて黒い
頭巾
(
ずきん
)
を投げ出したのは、なるほど
裏宿
(
うらじゅく
)
の七兵衛でありました。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
七兵衛の屋敷跡も、いま現に「七兵衛屋敷」と
唱
(
とな
)
えて青梅の
裏宿
(
うらじゅく
)
に桑畑になって残っているが、この「七兵衛屋敷」には、さまざまの
祟
(
たた
)
りがあると言い触らされている。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
お滝が早くも眼をつけたのは、ずっと昔、お松が
裏宿
(
うらじゅく
)
の七兵衛から貰った藤四郎の短刀です。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
「驚いちゃいけません、よく知っているんですよ、
裏宿
(
うらじゅく
)
の七兵衛から聞いてね」
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
男は武州青梅の
裏宿
(
うらじゅく
)
の七兵衛で、娘は巡礼の子お松でありました。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と縁に手をついて挨拶したその人は、
裏宿
(
うらじゅく
)
の七兵衛であります。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
沢井から三里離れた青梅の町の
裏宿
(
うらじゅく
)
の尋常の百姓家の中で
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“裏宿”で始まる語句
裏宿七兵衛