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被行
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いらし
ふりがな文庫
“
被行
(
いらし
)” の例文
『智恵子
様
(
さん
)
許
(
とこ
)
へ
被行
(
いらし
)
つたのか知ら!』といふ疑ひを起した。『だつて、夜だもの。』『然し。』『
豈夫
(
まさか
)
。』といふ考へが
霎時
(
しばし
)
胸に乱れた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
一枚だけ殘して雨戸を閉め、
散亂
(
ちらか
)
つた物を丁寧に片寄せて、寢具も布き、蚊帳も吊つた。不※靜子は、「智惠子さん
許
(
とこ
)
へ
被行
(
いらし
)
たのかしら!」
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『暑いところを山へなんか
被行
(
いらし
)
つたからでせうよ。今日はこれから又甚麽に蒸しますか!』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『暑いところを山へなんか
被行
(
いらし
)
つたからでせうよ。今日はこれから又
甚麽
(
どんな
)
に蒸しますか!』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『あら
其麽
(
そんな
)
事は有りませんわ。大勢
被行
(
いらし
)
つたでせう、神山さんも?』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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『アラ
其麽
(
そんな
)
事は有りませんわ。大勢
被行
(
いらし
)
つたでせう、神山
様
(
さん
)
も?』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“被行”で始まる語句
被行候