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袖摺
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そでず
ふりがな文庫
“
袖摺
(
そでず
)” の例文
秋の山は
静
(
しずか
)
に、その人たちの
袖摺
(
そでず
)
れに、草のさらさらと鳴るのが聞こえて、釜底帽子の親仁も、若い娘たちも、もう山懐に深かった。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
渋蛇目傘
(
しぶじゃのめ
)
を開いたままで、
袖摺
(
そでず
)
れに引着けた、またその袖にも、
霏々
(
ひひ
)
と降りかかって、見る見る
鬢
(
びん
)
のおくれ毛に、白い
羽子
(
はね
)
が、ちらりと来て、とまって消えては、ちらりと来て、消えては、飛ぶ。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“袖摺”で始まる語句
袖摺稲荷