ささ)” の例文
まだかまだかとへいの廻りを七度び廻り、欠伸あくびの数も尽きて、払ふとすれど名物の蚊に首筋額ぎわしたたかさされ、三五郎弱りきる時、美登利立出でていざと言ふに
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「実はどういうんだか、今夜の雪は一片ひとつでも身体からだへ当るたびに、毒虫にさされるような気がするんです。」
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)