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螫
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ささ
ふりがな文庫
“
螫
(
ささ
)” の例文
まだかまだかと
塀
(
へい
)
の廻りを七度び廻り、
欠伸
(
あくび
)
の数も尽きて、払ふとすれど名物の蚊に首筋額ぎわしたたか
螫
(
ささ
)
れ、三五郎弱りきる時、美登利立出でていざと言ふに
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「実はどういうんだか、今夜の雪は
一片
(
ひとつ
)
でも
身体
(
からだ
)
へ当るたびに、毒虫に
螫
(
ささ
)
れるような気がするんです。」
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
螫
漢検1級
部首:⾍
17画
“螫”を含む語句
乱螫
螫毛