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蜿蜒
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うね
ふりがな文庫
“
蜿蜒
(
うね
)” の例文
娘で
而
(
し
)
かも気の弱い女などの中には、いつか自分でこの噂から自己催眠にかゝつて、身体を蛇体のように
蜿蜒
(
うね
)
らせ、「小沼へ帰り度い」と叫び出して
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
女はちらりと白足袋の片方を
後
(
うしろ
)
へ引いた。
代赭
(
たいしゃ
)
に染めた古代模様の
鮮
(
あざや
)
かに春を
寂
(
さ
)
びたる帯の間から、するすると
蜿蜒
(
うね
)
るものを、引き
千切
(
ちぎ
)
れとばかり鋭どく抜き出した。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“蜿蜒”の意味
《名詞》
蛇のようなものがうねうねと進むこと。また、そのようなさま。
うねうねと長く続くこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
蜿
漢検1級
部首:⾍
14画
蜒
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜿蜒”で始まる語句
蜿蜒裊娜