“蜃”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
おおうむぎ | 50.0% |
おおはまぐり | 50.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雄鶏が卵を生む例はたまたまあって余も一つ持ち居る。つまり蛇や蟾蜍の毒気を雄鶏の生んだ卵が感受して、この大毒物を成すと信じたので、やや似た例は支那説に雉と蛇が交わりて蜃を生む。
“蜃”の解説
蜃(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。古代の中国と日本で伝承されており、竜の類とする説とその傍らに巨大なハマグリとする説がある。蜃気楼の名は「蜃(みずち)」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。霊獣の類とされることもある。漢字の「蜃」は「おおはまぐり」とも「みずち」とも読み、源字「辰」には両方の用途がある。そもそも「辰」は「2枚貝が殻から足を出している様子」を表し、おおはまぐり等を指したが、龍の意味にも転用されたことから、「蜃」に改めたものの両方の意味はそのまま残った。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)