蛮種ばんしゅ)” の例文
長崎で手に入れてきた蛮種ばんしゅの薬草の胚子たねいて、一つまた暢気のんきな漢方医者どもを、あっといわせよう下心したごころとみえる。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)